≪ エルフィンS ・ きさらぎ賞 ≫

デアリングタクトの再来?注目のエルフィンS 

 

こんにちは。当ブログでは競馬に関する情報、主に武豊騎手の動向をメインに独自の観点を交えた発信を行なっていきます。ザックリではありますが皆様には有益な情報をご提供していきたいと考えてますので「Take it easy」のタイトルの通り気楽にどうぞお付き合いください。それでは今週も行ってみましょう!

 

 [目次]

✅ 今週の武豊

ー 注目馬・・・ ①エリザベスタワー 

         ②ヨーホーレイク

✅ 先週の結果

✅ まとめ

 

■ 今 週 の 武 豊

ー 注目馬① 6日 中京競馬場10R  エルフィンステークス (L 芝1600m)

エリザベスタワー

父:Kingman

母:ターフドンナ  母父:Doyen

栗東:高野厩舎 牝3 馬主:社台レースホース

 

 昨年史上初の無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクト。最初にその強さを目の当たりにしたのはエルフィンSで披露した豪脚ではないでしょうか。今年もその軌跡をなぞるように新馬勝ちからエルフィンSに出走する素質馬がいます。それが本日イチオシするエリザベスタワーです。

 同じなのはもちろんローテーションだけではありません。そのレースぶりからも将来性を感じさせてくれます。デビュー戦はゆっくりとしたスタートから後方に位置。そのまま直線へ入ると武豊騎手が軽く仕掛けただけで前を行く馬をあっさりとごぼう抜き。それでいて叩き出した上がり3ハロンは33.6!👏余力十分といった感じで完勝でした。そのレース内容からデアリンクタクトを想起した方は…きっと私だけではないはずですよね?

 

母は独オークス馬。父は…  

 同馬の父はこのキレ味からしてもちろんディープインパクト⁉︎…ではありません。父はKingman(英国で2戦2勝。重賞勝ちはGⅢのみ)。正直どこの馬の骨?状態です。母は独オークス馬でその父系はサドラーズウェルズとうコテコテの欧州血統。デビュー戦は強烈な末脚を披露したものの、この血統からして力の要る馬場への適性も感じられますね。思い起こせばデアリングタクトが三冠レースで最も苦戦を強いられたのが泥んこの桜花賞ではなかったでしょうか。競馬はいつも良馬場でやれるとは限らないのでディープ産駒が負けた時の常套句「馬場が合わなかった」ということもなさそうです。

 今年のエルフィンSは中京開催。すでに良でもタフな馬場状態となっっておりエリザベスタワーの今後を占う上で絶好の試金石となるのではないでしょうか。ぜひクラシック戦線を沸かしてほしい期待の一頭です。

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飛躍が期待されるエリザベスタワー


 

ー 注目馬② 7日 中京競馬場11R  きさらぎ賞 (GⅢ 芝2000m)

ヨーホーレイク

 今年のきさらぎ賞エルフィンS同様に中京競馬場の芝2000mで争われます。ボクも長年競馬に親しんできましたが、何か喉の奥のつっかえが取れないような違和感を覚え続けています。舞台は変われど 幾多のダービー馬も輩出したクラシックの登竜門。そしてこのレースで1番人気の支持が予想されるのが武豊騎手のヨーホーレイクです👏。前走GIホープフルSではスタートで後手を踏んで後方からの競馬を強いられ、メンバー中上がり最速の脚を見せたものの勝ち馬と0秒3差の3着。スムーズなら勝ち負けといった内容からこの馬の素質を感じましたね。

 血統は既に色々なところで紹介されてますが、兄弟には2013年弥生賞カミノタサハラを筆頭に、ボレアスやマウントシャスタといった控えめにいっていぶし銀揃いの血統となります。ただディープインパクト✖️母父米国型(フレンチデピュティ)は昨今のダービーでは王道配合。そのあたりに期待しつつ成長を見守りたいですね。

 

金子オーナーの馬でクラシックへ 

 個人的に嬉しいのは久々に金子真人オーナーの有力馬でクラシック戦線に挑むというところです。現時点で武豊騎手のクラッシックでお手馬と目されているのはヨーホーレイクかディープモンスターではないでしょうか。調べてみたところ武豊騎手が金子オーナーの馬で最後にGIを勝利したのは2006年の有馬記念ディープインパクトの引退レースなのでした。え?それ以来勝ってなかったのと意外な感じでしたが15年の時を経て(ホント長いな…)いままさに日の目を見る機会に恵まれたような期待感を勝手に持っています。近藤オーナーのアドマイヤビルゴにも通じますがレジェンドジョッキーがレジェンドオーナーの馬でGI勝利を目撃できるその瞬間が今年は来るかもしれません。

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武豊騎手の今年の重賞初制覇なるか

 

■ 先 週 の 結 果

 さて先週当ブログで紹介させていただいた新馬戦のマンインザミラーはどうなったでしょう⁉︎ 結果は4着。。スタートからスッとハナを奪うと1000m通過が1:04という絶妙な超スローペースを作り出しそのまま直線へ。しかし後続を離せず中団に待機していた人気2頭にあっという間に交わされてしまいました。勝ったエクランドール(牝3 ディープインパクト)はフィエールマンの妹。デビュー戦ながら上がり3ハロン33.1の豪脚で2着のホウオウサミット(牡3 ロードカナロア)をねじ伏せました。それにしても直線だけの競馬とはいえこの2頭の強さが際立ってましたね。もしかしたら後に伝説の新馬戦となる可能性すらありそうです。

 

takeit.hatenablog.com

マンインザミラーの紹介はこちら⏫

 

 ■ ま と め 

いよいよ今週からクラシックに向けたトライアルが本格的に始まりますね。きさらぎ賞のヨーホーレイクには武豊騎手の今年初の重賞制覇の期待がかけられています。先週は未勝利と足踏みをしてしまいましたが春に向けて上昇気流に転じてほしいものです。その他気になったニュースはグランアレグリア大阪杯参戦。早速コントレイルと激突か⁉︎などといった古馬有力馬の動向も気になるところです。

 

武豊公式HP こちら